開墾の足跡・トップ |
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■そもそもは(15年前の風景) |
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■わたしたちが譲り受ける直前 |
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■まずは藪と竹を払う(09.11) |
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わたしたちが譲渡を受けた宅地は、長年にわたって放棄され、荒廃しておりました。その土地を再興するには「開墾」という行為が必要です。
いまの時代、重機をフルに活用すれば、数日間で整地してしまうことが可能です。「そんたらもん、ユンボでガアーとやってしまえば、それでおしまいだべ」とさんざん言われます。
ところが、自然のなりゆきの「荒れた土地」とは、人間の側からの見方。考えようによって、自然の恩恵を素で享受できていた、農薬や化学肥料による汚染のない素晴らしい土地と言えます。ですから、機械の力に任せて、その微生物溢れる土壌を根底からひっくり返すようなやりかたを、わたしたちはしたくありませんでした。ある程度の期間をかけて、しかし目標だってコツコツやっていきたいものです。
すこし大袈裟な物言いかも知れませんが、「平成の開墾物語」を、段階を追って、披露していきます。開墾の顛末は、都度々々、「徒然日誌」や「道しるべ」のコーナーで述べていくこととし、ここでは図面や写真を中心に、土地の拓きようをビジュアルに表現しようと思っています。
上のイラストは、わたしたちの土地の地形を示すものです。
日本海と湖にはさまれ、小山を北に背負っています。この丘のような山が冬の木枯らしを防いでくれます。
緑線の枠内が、小さな集落群です。7つの区画があります。わたしたちは、そのうち、隣り合わせで空いていた2区画を譲渡いただきました。それが、黄緑の■部になります。なかなか素敵でしょ。